お勧め小物②★英字新聞はテーブルフォト撮影のおしゃれ素材★東京
karistylingの中山ユカリです。
私のスタイリスト経験からお勧めする小物アイテム、2つめは「英字新聞」
スタイリングフォトでよく見かけますよね。
もう使っていますか?
何とでも相性の良い便利なアイテムですから、用途もたくさんありますよ。
1. 高級品だった
スタイリストかけだしの頃、「英語の書物」を手に入れることは困難でした。
今のように、手軽に見かけることなどなく、専門書に近い扱いだったように思います。
それほど、珍しい物でした。
英語の書物に関して、ここになければ探すのが難しいと頼りにしていたお店は「新宿紀伊國屋書店本店」です。
英字新聞もここで手に入れていました。
当時のネックは、めちゃくちゃ高い!と、感じていました。
私の記憶では、1部7~800円だったように思います。
そして、数が少なく、新作がなかなか入らない。
普段から、たまに立ち寄っては、新しいものが入っているとフンパツしていたのを覚えています。
ある時、フランスの新聞おに出会い、それはそれは嬉しくて、ウキウキしたものです。
それまでは英語の物ばかりだったので
「フランス語とかアリなんだ」!
という衝撃を受け、当時の私のしゃれセンサーに的中でした。
色はサーモンピンク!
新聞では見たこともなかったため新鮮で、出会えたことも加わり、嬉しさ倍増でした。
その新聞、今でも持っています笑
たまに、スタイリングでも使っていますよ!

今では「JAPAN TIMES」などであれば2〜300円で、「コンビニ」や「キオスク」で気軽に手に入りますね。
また、「英字新聞風」の包装紙として楽天やAmazonなどの通販でも各国の文字を選べますよ。
2. 使い方
さて、この英字新聞、
スタイリングで使うと、一気に画面がまとまります。
また、ポイントとしても使えます。
使い方を大きく分けるとこの2つ
・そのまま新聞として使う
・破って使う
新聞そのもので合わせる時は比較的きちっとしたイメージを伝えたい時に効果的です。

一方で、破って使う場合、一気にカジュアルさが増します。

私のレッスンへは、自然な崩し方を知りたいという方が多くいらっしゃいます。
スタイリングフォトでは、よく花びらをばら巻いたり、お菓子を崩したりなどしているからでしょうか?
美しく崩すと、気になるポイントを作ることもできますし、美味しそうに見せることもできます。
また、写真全体のラフ感を伝えたい時にも効果的です。
懐石料理の文化が根付いている日本では、食べものを崩す=汚すことと受けとられがちでした。
けれども、海外クリエーターの影響もあって、個人のSNSなどではオシャレな感覚として受け入れられよようになりましたね。
英字新聞は、崩すときのポイントとしても使いやすいアイテムの1つです。
例えばフードを使ったスタイリングでお皿を合わせると、なんとなくぎこちなかったり、きっちりしてしまうな〜と感じる時など、使いやすいですよ。
また、最初からラフにしていて、スタイリングボード に直接クッキーなどをのせた時、どこか「いきなりな感じかする」。
こんな時も、英字新聞の出番です。

フード以外の主役でお花や和物などにも合わせられますよ。
3. ポイントと注意点
新聞としてそのまま使う場合
比較的、キチッとしたイメージを伝えたい時に向いている。
新聞紙を広げて使う、または細長く折って使う。
◆注意
・写真などが載っているページは、イメージにあうものを使う。
・1ページ目などがイメージに合わない場合は、中ページから合うものを選び、順番を組み直して使う。
・スタイリングフォトに時節の影響が出ないようにするため、時期によって注目されている記事と分かるようなものはさける。
・スタイリングフォトに日付が入ると時期が限定されて使いにくくなるため、日付がわからないようにする。
破って使う場合
ラフ感、カジュアル感を出したい時に効果的。
用途に合わせた大きさにして使う。
破る時は、手で!
思い切ってビリッと破るのがコツ!
破った新聞破片をそのまま使うか、またはクシャクシャにしてシワをつけて使うのか!?
ここは、あなたのイメージに沿って使い分けましょう。
◆注意
・カラー写真などが入っている箇所を使う場合、色に注意!
作りたいイメージや合わせる主役の引き立て役を念頭におく。
・比較的アップで写る場合、ネガティブな単語などが目立つようならさける。
小物で隠れて、わからなくなる場合はOK。
さぁ、今日から小物としての英字新聞も楽しんでくださいね!

*こちらで紹介している内容は、よくあるパターンを厳選しています。状況に合わせて限りなく方法がありますので、その辺りはレッスンで詳しくお伝えしています。